2012/08/01

冬虫夏草

冬虫夏草 トウチュウカソウ ふゆむしなつくさ

蛾の幼虫に麦角菌
コウモリ蛾の幼虫に麦角菌が住み着き幼虫の養分で成長する
ライ麦に麦角菌が寄生してLSDが出来るのと同じスキーム!


漢方の世界
15世紀の文献によれば
「想像を絶する効能をもたらす完璧な宝」
と表現され、腰痛、性機能障害、黄疸、疲労回復用の治療薬として処方されてきた
現在の漢方医学の分野では、結核、喘息、気管支炎、肝炎、貧血、肺気腫、HIV感染症、エイズの治療、育毛促進などを初め幅広い


流通
もともと生息地が限られていて希少価値が高く
「ゴールドと同じ価値」
と言われていたが、漢方のブームも拍車を掛け今現在の相場は上記の写真の冬虫夏草1本で1600円
市場には年4億本流通していてざっと5000億円


この地帯の少数民族の収入は1人月10000円位
なのに子供までスマートフォンを持ってる現実
今、まさに小遣い稼ぎから商売へ移行中




成分
青海省産の冬虫夏草を分析した例では、
炭水化物28.9%、
脂肪8.4%、
たんぱく質25%で、
脂肪の内82.2%が不飽和脂肪酸であった。

特徴的な成分として、
虫草酸(cordicepic acid)の別名を持つD-マンニトールを約7%含む他、
コルジセピン(cordycepin、3’-デオキシアデノシン)を含み、
多糖類、
ビタミンB12
なども含んでいる。



冬虫夏草の生息条件、収穫期
海抜4000m前後、5~6月




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